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■昔のアンカー勝負の都道府県対抗女子駅伝を思い出した!

またしても3日連続の休足をしてしまった晩酌ランナー1号です。先週の金曜日以来の朝ランとなりましたが、今日は綺麗な朝日を眺めながら走ることができました。
さて、今日はランニングメニューとは別に都道府県対抗女子駅伝のことを書こうと思います。一昨日の1月12日は第38回都道府県対抗女子駅伝が行われました。私は中継を見ることはできませんでしたが、夜のニュースで京都チームが優勝したことや、東京チームのアンカー新谷仁美選手が9位でタスキを受け取ってから6人を抜く追い上げをみせて3位に食い込んだことなどが放送されておりました。自分が陸上競技をやっていた中高生のころは毎年この大会の中継をみておりましたので、とても懐かしい気持ちになったことと、アンカーの追い上げのニュースで第5回大会のアンカー勝負となった大会を思い出しました。
第5回大会は、1区13位でタスキを繋いだ神奈川チームが5区でトップに立ちましたが、6区で熊本チームに逆転され、7区、8区も熊本チーム1位、神奈川 チームが2位の状態でエース区間のアンカー9区へタスキが繋がります。2位でタスキを受け取った神奈川チームのアンカーは、高校を卒業して社会人1年目の田村有紀選手。高校時代は新設された3,000mの種目でインターハイ準優勝や国体では優勝するなど当時有名になりつつある選手でした。田村選手はトップから38秒差でスタートをきると、じわりじわりと差を縮めていき、9区10kmのほぼ中間地点となる4.8km地点で熊本チームのアンカーをとらえようとします。この時のトップに並びかけるときの走り方というか作戦が、今までに見たことがなく、当時中学生だった自分にとって、とても斬新にみえて衝撃的でし た。トップを走っている熊本チームのアンカーは道路の歩道沿いを走っているところに、追い上げて後ろから近づいてきた田村選手は、あえて熊本チームのアンカーに気づかれないように歩道から遠い道路の中央分離帯沿いを走りながらトップを抜きにかかります。テレビ画面では、向かって右端に熊本チームのアンカーがいて、向かって左端に田村選手がいるような構図になっており、見ている印象では、不意打ちのような感じでトップに並びかけ、熊本チームのアンカーの選手は並び掛けられて初めて田村選手に気づいたように見えました。その後は、並びかけられた熊本チームのアンカーの方が、田村選手の方に寄っていき、しばらく2人は並走します。この並走している時も田村選手はクレバーです。相手を洞察している感じがテレビ画面越しでも分かり、「いつ仕掛けるんだろう?」とこっちが思ってしまうほどの感じになったのを憶えております。そして、ゴールまで2kmの地点となる少し手前で田村選手が猛然とスパートをします。熊本チームも必死で追いかけて追いつきます。追いつかれた田村選手は相手の息づかいを確認して間をおかずに再度スパートします。インターバルトレーニングのようなこのような揺さぶりを3回ほど繰り返し、ゴールまで1.6kmを切ったところで、とうとう熊本チームを引き離すことに成功し、そのまま1位でゴールとなり神奈川チームが初優勝という大会でした。
当時の私は、この不意打ちのような抜き方や、相手を観察して、タイミングを見計らってスパートし、何度も揺さぶって相手を引き離す走り方を非常にカッコいいと思い、いつかどこかで真似したいと思いましたが、そんな場面に遭遇することは一切なく今に至り、久しぶりにその時の感情を思い出しました。とても懐かしく思います。
※田村有紀選手の「田村」は当時の旧姓です。
それでは、本日のランニングメニューになります。

本日のランニングメニュー

・ジョグ=860m(公園までの400m+460m×1周)
・距離走=3,680m(460m×8周) ※1周=2分15秒に設定
【ラップタイムは画像の2番~9番】
・ジョグ=840m(460m×1周+自宅までの380m)
※自宅手前で歩いたので今日は380m。
 
本日の合計走破距離=5,380m
本日のランニング終了後の体重=74.2㎏(ランニング始めてから-0.8㎏)
※前回ランニングの金曜日からは増減なし。

本日は以上になります。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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